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福腎協(ふくじんきょう)は九州の腎臓病患者を応援しています

会長挨拶greeting

福岡県腎臓病患者連絡協議会   第10代会長 甲斐 義啓

 福腎協は1973年6月17日に、県内11の病院腎友会、会員226名で、原三信病院の会議室で結成総会を開きました。 それから50年が経過し、議員・行政・医療従事者・多職種の会、そして県民の皆様のご理解のもとで生命を繋いでくることができました。深く感謝申し上げます。

 私たちは、50年間(一社)全国腎臓病協議会のもとで「いつでも、何処でも、誰でもが安心して透析が受けられること」 をスローガンに一丸となり前進して参りました。 結成当初は、1年で半数が亡くなり、5年後には100人の透析患者も4,5人しか存命しない時代でしたから、80%近い人が腎臓移植を望みました。すぐに福腎協は移植推進活動に取り組みました。 初代浦川会長は、死後に腎臓を提供してもらうためには、私たちにできる献眼運動に取り組み、 腎臓提供登録をしていただく皆様の心情を知ってからこそお願いができると、福腎協会員と家族の多くが眼球銀行に登録し、初代会長はじめ先人たちは、実際に死後眼球提供をいたしました。この事は広く報道され、透析患者の厳しい実態が社会に伝わり、共感を得ることが出来ました。

 その時代から現在まで10人の会長が福腎協の創設期の精神を引き継いだ活動を続け、歩みを止めることなく命を繋なぐための活動を続けています。 一方で、「福岡県透析医会」および医療関係者の皆様のおかげで、日本の透析水準は世界一となり、50年間で生命予後は飛躍的に改善され、透析していても長生きできる時代となりました。
 私たちは透析していても前向きに生活し、社会復帰を目指し、社会に貢献できるように頑張っております。 今後とも変わらぬご指導を賜りますようお願い申し上げます。

 



福岡県腎臓病患者連絡協議会

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