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福腎協(ふくじんきょう)は九州の腎臓病患者を応援しています

会長挨拶greeting

 

福岡県腎臓病患者連絡協議会
第10代会長 甲斐 義啓


福腎協は結成50周年を迎えます。

50数年前、高額な透析医療費と透析台数の少なさから、慢性腎不全になった患者は命の選択が行われ、多数が亡くなっていきました。「家族のために生きたい!」「透析を受けたい!」といった願いが集まって、1971年に全腎協、1973年に福腎協が結成され、第1回国会請願を行った翌年の1972年10月から高額な透析医療費が公費負担されるという画期的な成果を上げてまいりました。
一方で透析医療は日進月歩の勢いで進歩し、健康な人と同様に社会復帰ができるようになり、透析で50年以上の生存者も出てくるなど透析していても長生きできる時代になってきました。しかし、「私たちの生命(いのち)は日本経済の上に乗っかっている」以上、未来永劫安泰ではないことを肝に銘じて、現存の患者会を弱体させるわけにはいきません。

 そして新たに見える問題として 透析高齢者の通院や介護施設入所問題があります。通院困難者がゆえに透析を受けられない時代が来ないように、そして介護が必要になったら介護施設への入居ができるように、関係機関と連携しながら取り組みを進めています。

令和5年6月4日の50周年大会では感謝の気持ちを各方面に伝えるとともに、「いつでも どこでも だれでもが安心して透析ができるため」の活動の通過点として会員の皆様と共に50周年行事を執り行いたいと考えています。

 

 



福岡県腎臓病患者連絡協議会

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